「とやかく言う時間とエネルギーがあるのなら、日本は国連憲章を熟読せよ」=国連事務総長の式典出席めぐり―中国外交部

Record China    2015年9月8日(火) 16時16分

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7日、国連の潘基文事務総長が中国の抗日戦勝記念式典に出席したことに対し日本が批判を重ねてきた問題で、中国外交部は「日本は国連憲章を熟読し、侵略の歴史を真剣に反省するように」と日本側を非難した。写真は3日に行われた抗日戦勝記念式典。

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2015年9月7日、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が中国の抗日戦勝記念式典に出席したことに対し日本が批判を重ねてきた問題で、中国外交部は「日本は国連憲章を熟読し、侵略の歴史を真剣に反省するように」と日本側を非難した。8日付で環球時報が伝えた。

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潘事務総長は自身の式典出席を日本が「国連として中立性を欠く」と批判したのに対し、「国連と国連事務総長が中立性を保つべきとの誤った認識を(日本が)持っている」と反論。これについて、菅義偉官房長官は7日の記者会見で「国連は中立で、公平公正なのは当たり前のことだ。言葉遊びをしている感じにさえ受け取れる」と不快感を示した。

中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官はこの問題に対し、「国連の代表として事務総長が記念式典に出席することは理にかなったことだ」と述べ、「第2次世界大戦勝利の硝煙の中から国連は誕生した。世界の人々がファシズムと軍国主義に立ち向かった成果であり、同じ轍を踏まないための重要なメカニズムだ」と指摘。その上で、平和や正義に関わる問題で国連の中立性を個別の国がとやかく言うことはないとの考えを示し、「それだけの時間とエネルギーがあるのなら国連憲章をしっかりと読み、侵略の歴史を真剣に反省して隣国や国際社会の信用を得るために努力することだ」と発言した。(翻訳・編集/野谷

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