Record China 2015年9月9日(水) 19時53分
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7日、未曾有の経済発展と建設ラッシュが長らく続いていた中国では、各地に奇妙キテレツな建築物が出現してたびたび話題になるが、このほど北部の河南省鄭州市に「金の卵」と呼ばれる奇抜な建物が現れた。
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2015年9月7日、未曾有の経済発展と建設ラッシュが長らく続いていた中国では、各地に奇妙キテレツな建築物が出現してたびたび話題になるが、このほど北部の河南省鄭州市に「金の卵」と呼ばれる奇抜な建物が現れた。江蘇省のビジネス情報専門ポータルサイト・如皋商務信息網が伝えた。
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中国メディアが6日に選出した「ワースト建築10選」にも名前が挙がったこの建築物は「河南芸術センター」。2007年11月に竣工し、その建設費は9億2600万元(約175億円)にも上る。5つの楕円の長軸が1カ所に集まる構成になっているが、これは鄭州市が中原(古代中国)の中心に位置することを表現している。
設計者は世界的にも有名なカナダ在住のウルグアイ人建築家カルロス・オット氏。古代中原文化と現代建築の融合をコンセプトに、外形のモチーフは河南省の古代遺跡から出土したパンフルートや骨笛などの楽器に着想し、内壁には黄河をイメージした装飾が施されている。地元の市民からは「金の卵」との愛称で呼ばれる。(翻訳・編集/愛玉)
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