Record China 2015年9月10日(木) 1時53分
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9日、韓国の楸子島近海で釣り船が転覆してから5日目となったが、行方不明者が発見されないままの状況に、近海に詳しい漁師からは捜索方法の変更の必要性を指摘する声が上がっている。写真は済州島の海岸。
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2015年9月9日、韓国・聯合ニュースによると、韓国済州島北方の楸子島近海で釣り船「トルゴレ号」が転覆してから5日目となったが、行方不明者が発見されないままの状況に、捜索範囲や方法の変更が必要ではないかとの指摘が上がっている。
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韓国海軍と海洋警察からなる捜索チームは、警備艇や海軍艦艇、航空機のほか、行方不明者が水中で漂流する可能性を想定しトロール船も投入して昼夜を問わず捜索を続けているが、釣り船に乗っていたとみられる21人のうち、8人の行方不明者が見つからないまま捜索5日目となった。こうした中、現場海域の状況に詳しい漁師からは、楸子島周辺の海流が複雑で速いことから、行方不明者はすでに捜索範囲の外に流されている可能性が高いとの声が上がった。船体自体も、転覆したとされる地点から10キロほど離れた場所で発見されている。
ある漁師は、「楸子島の岩場で釣りをしていて波にのまれた人が日本で発見された例がある」と証言し、トロール船の投入に否定的な見方を示した。11年4月には、楸子島近くの島で行方不明になった釣り人3人のうち2人が、20日余り後、400キロ近く離れた対馬近海で発見された。
これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。
「セウォル号のときも無能だったけど、トルゴレ号でも無能ぶりをさらしてるね。上の人間が無能だから下も無能だ」
「中国の長江の旅客船は1週間できちんと収拾されてたのに」
「遺族には元気を出してほしいけど、誰かの責任だと言って責めるのはやめて。運がなかったんだよ」
「ルールは守って生きよう。それぞれがやるべきことをやらないから、こういう問題が起こるんだ」
「行方不明者は自分たちが日本で発見されるなんて想像もしなかっただろうな。僕の人生だって、一歩先は何が起こるか分からない」
「何人かのミスのために、莫大(ばくだい)な血税が飛び、多くの人が苦労する」
「日本でも見つからなったら、太平洋にまで流されたってことか…」
「日本まで流れる可能性だってある。あらゆる可能性を検討して捜索してほしい」
「もう日本の海上保安庁に捜索を任せたら?骨折り損の海洋警察が哀れだよ」(翻訳・編集/和氣)
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