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9日、中国外交部は、ミャンマー問題を理由に北京オリンピックのボイコットを呼びかける動きを批判した。
2007年10月9日、外交部の劉健超(リュウ・ジエンチャオ)報道官は、ミャンマー問題を理由に北京オリンピックのボイコットを呼びかける動きを批判した。9日午後行われた外交部の定例記者会見の席上、一部の人権団体が中国政府がミャンマーの軍事政権を支持していることに抗議するため北京オリンピックのボイコットを呼びかけている問題について質疑が行われた。
劉報道官は、ミャンマーは中国の友好国家であり中国は一貫して友好関係を保持していると回答。また、今回の問題に関しては、国連安全保障理事会で慎重に対応し、国連事務総長の仲介を支援するとの方針が確認されたという。また、同報道官は、ミャンマー情勢はすでに好転しつつあるという認識を示した。
以上の認識をふまえ、劉報道官は中国政府がミャンマー問題に関して責任のある態度で対応していると主張、同問題にかこつけてオリンピックのボイコットを主張している一部勢力を批判した。(翻訳・編集/KT)
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