2015年9月9日、仏紙フィガロは「世界の人口は50年に100億人に達する。30年にはインドの人口が中国を越えて世界一になり、アフリカの人口は今後100年以内に現在の3倍に増加する」との予測記事を掲載した。環球時報（電子版）が伝えた。

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仏人口研究機構が9日発表した調査結果によると、インド人女性1人当たりの子どもの出生数は2．3人で、中国の1．7人を上回っており「30年前後にインドの人口は中国を超える」と予測した。

世界人口は現在の73億人から50年に100億人に達するとみている。世界人口は過去200年で6倍に増加しており、今世紀末には110億人まで増える可能性がある。しかし、人口増加の勢いは過去50年で最も高かった年2％に比べ、今年は1．2％に鈍化している。

また、国や地域ごとの出生率の差が拡大。アフリカや中東地域、アフガニスタンやインド北部が高く、人口増加の勢いも激しい。エイズ感染が深刻化するアフリカも、21世紀末には現在（12億人）の3倍の44億人に達するとみられている。（翻訳・編集/大宮）