東風日産、独占価格で行政処分=罰金23億円―中国メディア

Record China    2015年9月12日(土) 2時27分

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11日、広東省発展改革委員会はこのほど、東風日産が同省で独占価格を打ち出したため行政処分を下した。写真は東風日産の倉庫。

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2015年9月11日、広東省発展改革委員会はこのほど、東風日産が同省で独占価格を打ち出したため、同委が法律に基づいて同社に対する行政処分を下し、1億2330万元(約23億4000万円)の罰金を科すとともに、広州エリアのディーラー17社に対し1912万元(約3億6000万円)の罰金を科した。

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調査によると、2012年から14年7月にかけて、東風日産はビジネス規定の通達、価格管理規定、検査制度などの方法を通じ、同省内のディーラーの完成車販売におけるオンライン、電話、営業スポットでの提示価格および最終取引価格を厳格に制限したほか、13年に価格管理コントロール措置に違反したディーラーに処分を与えた。東風日産は同省内のディーラーとの間で自動車転売価格の固定に関する独占合意を締結・実施し、「反独占法」第14条の規定に違反し、関連市場の競争を排除・制限し、消費者の利益を損なったという。

調査の結果、12年4月から14年7月にかけて、広州エリアのディーラーはたびたび会議を開催し、関連車種の価格の固定に関する独占合意を締結・実施し、同法第13条の規定に違反したことが明らかにされた。

東風日産は調査がスタートすると関連の違法行為を停止し、法律の規定に基づいて流通合意、ビジネス規定などの企業管理方針を修正した。広州エリアのディーラーは価格協議を停止し、地域価格合意を撤廃した。関連の規定に基づき、同委は東風日産に前年度の関連市場での売上高の3%にあたる罰金を科すことを決定し、罰金額は計1億2330万元となった。また独占合意を締結・実施したディーラーに前年度の関連市場での売上高の2〜4%に当たる罰金を科すことを決定し、罰金額は計1912万元となった。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)

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