2015年9月11日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の中高歴史教科書で日中韓3カ国の歴史問題に関する記述が拡大されることがわかった。

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韓国歴史編纂委員会は11日午後、京畿道果川市庁舎で「歴史編さん準拠開発試案公聴会」を開いた。試案は日韓が対立する竹島（韓国名：独島）と従軍慰安婦、中国が高句麗を自国の歴史とするいわゆる「東北工程」の執筆基準を現行より明確にした。高校「韓国史」の試案は執筆留意点として、「従軍慰安婦が日本の官憲関与のもとで、強制的に連行された事例を紹介する」などを挙げている。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「不満な部分もあるが、それでも良かった。周辺の大国や国内関係者の顔色を気にせずに、歴史だけでもきちんと事実どおり教育して、二度と過ちが繰り返されないようにしたい」

「日本に比べて対応がものすごく遅いけど、まあそれでも良かった」

「後世に永遠に真実を伝える。当然のことだ」

「日本軍の悪行と一緒に、左翼の悪行によって消されてしまった歴史も記述し直す必要がある」

「親日派の話は？しっかりとした処罰もなかったが、子孫にその蛮行を知らせることも必要ではないか？」

「韓国の歴史教科書が国定になることも避けたい」

「現代史は抜くつもりだろう」

「ある歴史は消し去り、ある歴史は生かす。これで何が歴史の教科書だ。全教組側で歴史の教科書から抜いてしまった内容があればそれも掲載し、その逆のことがあれば削除せねばならない」

「教科書編さんが難しいことは十分に理解するが、少なくとも歴史を縮小したり拡大したりしてはならない」（翻訳・編集/三田）