2015年9月10日、タイのTNAMCOTテレビによると、バンコクで開催されている第56回バンコク国際宝石展示会で、6カラットのダイヤモンドを盗んだ容疑で中国人の若い男女が地元警察に逮捕された。13日付で中国紙・現代快報が伝えた。

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10日午後2時ごろ（現地時間）、中国人の男と女がブースに現れ、ショーケースの中の時価約200万元（約3800万円）のダイヤモンドを見せてくれと従業員に要求。従業員がダイヤモンドをケースから出すと、男女は10数分間眺めた後、ダイヤモンドを従業員に手渡し、その場を去った。従業員がダイヤモンドを調べたところ、偽物にすり替えられていることに気付いたという。

中国人の男女は帰国するために訪れたスワンナプーム国際空港で警察に身柄を拘束された。2人はダイヤモンド窃盗の容疑を否認し続けていたが、12日午前2時になって2人にレントゲン撮影を行おうとしたところ、女の方が「ダイヤモンドを飲み込んだ」と供述。警察は女に下剤を飲ませて無事ダイヤモンドを回収した。（翻訳・編集/本郷）