2015年9月15日、韓国が日本統治時代の朝鮮人徴用記録資料を、ユネスコの世界記憶遺産に登録申請する方針であるとの報道について、日中韓3国のインターネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

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韓国・聯合ニュースによると、韓国政府内では登録推進の方針が固まっており、来年3月にユネスコに申請し、17年の登録を目指すという。韓国が「強制労働」を理由に反対した「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録への対抗措置とされる。先月末で締め切られた韓国文化財庁の「2016年世界記憶遺産登録申請に向けた記録物公募」には「強制動員」の記録に関する資料が33万6797件含まれているという。

韓国のネットユーザーからは「日本政府はすぐにロビー活動を開始する。どうせ今回も日本の金に負けてしまうのだろう」「強制動員の過去は、韓国にとって恥ずかしい過去ではないの？なぜわざわざ世界にアピールしたがるのか理解できない」と登録申請に懐疑的なコメントが寄せられる半面、「日本は強制労働の過去を消そうとしているが、韓国が必ず阻止しなければならない」「必ず登録して、被害者らの恨みを晴らしてほしい」「世界遺産としての価値が十分にある」など政府の方針を支持する声も少なくなかった。

一方、中国のネットでは、「韓国と協力して中国も申請していいと思う。南京事件や慰安婦、人体実験など、かつて日本が行った暴挙は忘れてはならない」と韓国を支持する声もあったが、「日本が中国を侵略した際、韓国もその手先として日本以上に残虐だった。戦後に被害者面するのはおかしい」「（強制労働は）国の恥ではないのか？。それを世界遺産に申請するの？」など否定的な声のほうが多数を占めた。

日本のネットは「“対抗登録“って何？こんなことでは日韓関係はドンドン悪化していくしかない」「嫌がらせが好きな国民だな」「崇高な理念が陳腐な政治目的化した」と反発。「韓国の異常性を世界に拡散するのが一番手っ取り早い」とあきれ気味だ。執念深さでは日本は韓国にとっくの昔に負けている。（編集/長澤）