Record China 2015年9月21日(月) 19時7分
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15日、中国の旅客機が国際線に続き、国内線でも座席指定のシステムを導入することがわかった。いずれも有料となる。写真は中国国際航空の航空機。
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2015年9月15日、中国の旅客機が国際線に続き、国内線でも座席指定のシステムを導入することがわかった。いずれも有料となる。北京日報が伝えた。
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中国ではこれまでにナショナル・フラッグ・キャリアの中国国際航空をはじめ、中国南方航空、中国東方航空、海南航空が一部の国際線を対象に有料の座席指定システムを導入済み。指定料は50〜600元(約950円〜1万1000円)に設定されている。こうした動向は国内線にも広がり、海南航空、春秋航空がすでに同様のサービスを取り入れた。指定料は最大で100元(約1900円)。これに続いてこのほど、中国国際航空も北京出発の国内線に限定して、わずか1元(約19円)の追加料金で座席指定ができるシステムを導入した。座席指定をすることで、同じエコノミークラスでも、スペースにゆとりのある1列目や非常口付近の座席を確実に抑えることができる。
しかし、中国国際航空の「1元」制度は条件付きだ。実は、搭乗前には座席指定料として100元を支払わなければならず、搭乗後に99元のクーポン券が付与される仕組み。クーポンは次回搭乗時に適用される。
中国国際航空の担当者によると、このシステムは顧客の間でも賛否両論に分かれており、需要を見ながらの試験段階にある。飛行時間の長い国際線では比較的歓迎されているが、国内線のフライトは長くてもせいぜい2時間程度。そのために利用者が有料の座席指定を望むかどうかはまだ結論がでないところだ。(翻訳・編集/愛玉)
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