2015年9月15日、韓国・聯合ニュースによると、行政部及び司法部の現職公職者の息子のうち、韓国籍を捨て外国籍を取得して兵役義務を逃れた者が18人に上ることが明らかになった。

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新政治民主連合党の安圭佰（アン・キュベク）議員は15日、兵務部から提出された資料を公開した。それによると、行政部及び司法部の4級以上の職位にある現職（高級官僚）のうち、息子が「国籍離脱」や「国籍喪失」の理由から兵籍から逃れた者は18人であることが分かった。18人中2人はカナダ国籍を、残り16人は米国籍を取得しており、高位公職者の息子に限らず国籍離脱や喪失により兵籍から除籍される者は過去3年間で増加傾向にある。

一方で、外国の永住権を持ち軍隊に行く必要がないにもかかわらず志願して入隊する人や、現職の判事の中には疾患を治して入隊する人もおり、安議員は「兵役履行で模範を見せた公職者がいてよかった」としながら「高位公職者がさまざまな方法で兵役を回避するのであれば、批判を受けて当然であり、厳重な措置が必要」と述べている。

これを受け、韓国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「父親の名前を公表しろ。これからは国民が審判する」

「子どもに継がせたくもない、守りたくもない国で国家の重大な決定を行う高位公職についているやつの頭には何が入っているんだ？ずる賢くて利己的であってこそ出世して豊かに暮らせる国になりつつある気がする」

「上のやつらがあんな様子なのに、誰が軍隊に行きたいと思う？」

「こんなやつらがいるから韓国は先進国になれないんだ」

「彼らもユ・スンジュン（歌手、兵役忌避により2002年に入国禁止処分を受けた）のように韓国の地を踏めないようにしてくれ。外国の身分で父親の金（国民の血税）でぜいたく暮らしをさせちゃダメ」

「国の税金で留学行ってきて、親の力で良い会社に入って…どうせまた親と同じ道を歩むんでしょ（笑）」

「直系家族が国政を放棄したら、家族は公務員や政治家になれないようにしよう。自分の利益のために国を捨てるやつらにさせる公務はない」

「公務員は3世代を調査して、軍服務に問題があれば高位公職者への昇級から除外すべき」

「庶民は就職に支障が出るんじゃないかと泣きながら軍隊に行くって言うのに」（翻訳・編集/松村）