「中日韓」の観光大臣が一堂に会して、“北海道宣言”に調印

2006年7月2日、日本の北海道釧路市にある阿寒湖畔のホテルで、中日韓の観光担当大臣による会合が開かれた。出席したのは、中国の邵偉（ソチウェイ）国家観光局長、日本の北側一雄国土交通相、韓国の金明坤（キムミョンゴン）文化観光相の3人で、今後の3ヵ国間の観光交流について話し合い、「北海道宣言」を採択した。宣言では、今後5年以内に3ヵ国間を往来する観光客をさらに500万人増加させ、交流規模を1700万人へと拡大させることを目標としている。さらに、3ヵ国間の交流だけでなく、世界各地から東アジア地域への観光客を誘致するなど、観光拡大にこれまで以上に積極的に取り組むことなどを盛り込んでいる。