韓国軍は装備・環境面で劣悪な状況、「弾の貫通する防弾チョッキ」「水に浮かない救命胴衣」=背景には軍と軍需産業の癒着?

Record China    2015年9月23日(水) 7時6分

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22日、国政監査などで韓国軍の装備や環境面の劣悪な状況が次々と明らかになっていることについて、韓国ネットでは「軍と軍需産業の不正・腐敗・癒着」が背景にあるとの見方が支配的だ。資料写真。

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2015年9月22日、国政監査などで韓国軍の装備や環境面の劣悪な状況が次々と明らかになっていることについて、韓国ネットでは「軍と軍需産業の不正・腐敗・癒着」が背景にあるとの見方が支配的だ。

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韓国・ヘラルド経済によると、このほど行われた韓国軍に対する国政監査で、配備されて30〜40年経過した軍用毛布が今も使用されているほか、陸軍や海兵隊の上水道普及率は50%以下、くみ取り式のトイレも1400カ所以上で使われていることが判明。全軍に作戦状況を連絡・共有する戦術システム網もデジタルではなく、無線で受信した内容を「手書き」で記録する状態であることが分かった。韓国軍についてはこれまでに、海軍の最新鋭イージス艦「「西●柳成龍(●=がんだれに「圭」)」(ソエ・リュ・ソンニョン:DDG−993)に補給された救命胴衣の浮力不足や、拳銃の弾で穴が開く不良品の防弾チョッキが納入されていることが明らかになったばかり。

国政監査は、大統領直属の監査院の監査委員や、国防委員会など国会の各種委員会に属する国会委員がそれぞれの専門分野について定期的に実施しているが、軍の装備をめぐっては毎年恒例のように問題が指摘されている。

韓国のネットユーザーは「軍隊は最も腐敗がひどいところだからな」「国防部に予算がないことが問題なのではなく、不正を行う多くの詐欺師がいることが問題」と批判。装備や環境が劣悪なのは「血と汗と涙の税金を分け合って吸い尽くすことに忙しい」一部軍幹部や業者の存在があるとの指摘もみられた。「防衛事業庁ができて不正が本格化してきたように思える」「国防不正だけは、大統領特命で徹底的に断罪せねばならない」などと厳しい声が相次いだ。

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は就任前の大統領選テレビ討論で、「2020年に月に太極旗(韓国国旗)をはためかせる」との公約を打ち出しているが、日本のネットユーザーはそれに引っかけ、「そんな状態なのに本当に月着陸するつもりなんですか?」とやゆするコメントが寄せられた。こんな話を聞くと、経済協力開発機構(OECD)加盟国でれっきとした先進国の韓国が「後進国」に思えてくる。(編集/長澤)

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