2015年9月21日、中国山西省で開催中の「第15回山西平遥国際写真展」に、韓国の女性写真家、許賢珠さんが元慰安婦女性をテーマにしたシリーズ作品を出品している。中国新聞社が伝えた。

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シリーズのタイトルは「奪われた歳月」。写真の下部に「荒れ狂う波は、私たちのつらい記憶を流し去ってくれるのか？」と書かれている。ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦をモチーフにした少女像の写真も。「少女のころに日本軍に連れ去られた女性たちを慰めるため、像の足元には花がたむけられている」と写真説明が添えられている。

許さんは1996年以降、元慰安婦の女性80人以上に会い、日常生活をカメラに収めてきた。今回はうち50作品を出品している。許さんは「安倍晋三首相は歴史を正視し、ごまかし隠すことなく、戦時中に日本が犯した罪を認めてほしい」と話した。（翻訳・編集/大宮）