反応が日韓で全く逆の韓国教授「慰安婦は性奴隷ではない」発言=「本当に韓国人か?」vs「全くの正論」―異論を受け入れない韓国との友好は無理か

Record China    2015年9月23日(水) 7時40分

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22日、韓国の大学教授が「慰安婦は性奴隷ではない」と発言したことが論議を呼んでいる。韓国では「この教授は本当に韓国人か」と総スカンだが、日本では「全くの正論」と逆の反応で、日韓両国の歴史認識に対する現状を示している。写真は日本大使館前の慰安婦像。

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2015年9月22日、韓国・高麗大学の教授が講義中に「慰安婦は性奴隷ではない」などと発言したことが論議を呼んでいる。韓国ネットでは「この教授は本当に韓国人か」と総スカンだが、日本ネットでは「全くの正論」と逆の反応で、日韓両国の歴史認識に対する現状を示している。

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韓国・京郷新聞によると、高麗大学経済研究所のチョン・アンギ研究教授は15日、東アジア経済史の講義で、「慰安婦は大金を稼いでおり、数カ月も働いたら国に帰る飛行機代も手に入れることができたが、(稼ぐために)残った」「日本統治時代は誰もが親日派だった。当時の世相を理解しなければならない」などと述べた。

同教授は18日、同紙とのインタビューで、「現在、韓国の人々が(日本に対し)過度に道徳的な基準を突き付けており、実体的、論理的なアプローチが不可能な状況だ」とし、「私たちが今日を生き、明日を生きようとしても、常に過去という問題が足首をつかみ、人々の世界観、歴史観を歪曲(わいきょく)させるのはおかしい」と語った。

韓国のネットユーザーからはチョン教授への批判が集中。「植民地近代化論を教育するのが最終的な目的!。絶対に許してはいけない」「学長はこの教授を罷免し、国民に謝罪せよ」「こんなやつが教授だなんて、その下で学ぶ学生たちもみな安倍の手下になるな」とのコメントが相次いだ。同教授は「成長する学生に『正しい歴史観』を与えるための歴史教科書の改革、(教科書の)国定化が必要だ」とも語っているが、これについても「結局、歴史教科書の国定化を推進しているやつらの最終目標がこれだ」と決めつける指摘があった。

この報道について日本のネットユーザーの反応は、「日本と韓国以外の資料を見ても、この結論になると思いますよ」「韓国にもまともな人がいるのにね…つぶされないようにしてほしいわ」「正しい歴史認識だ」などと見事なまでにチョン教授擁護一色だ。さらに「どうして違う意見を言ってはいけないの?」「何故に(教授が)こんな発言をするんだろう?と、冷静な分析もできないうちは韓国が真の発展を遂げることはなかろう」と異論を受け入れない韓国との友好は無理との受け止めが支配的だ。(編集/長澤)

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