2015年9月24日、韓国・ノーカットニュースは、中国の検索サイト最大手・百度（バイドゥ）の地図で「日本海」の表記がなされており、韓国が主張する呼称「東海」の表記がないと伝えた。

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また、中国第2の検索サイト「搜狗（ソゴウ）」や、ネットサービス大手の「騰訊（テンセント）」では、日本海の部分に地名が表記されていなかった。これについて、韓国の広報を行っている誠信女子大の徐敬徳（ソ・ギョンドク）教授は、表記を正す作業を始めることを明らかにした。

徐教授は「（韓国の）朴槿恵（パク・クネ）大統領の中国軍事パレードへの出席により、中韓友好の雰囲気がこれまでになく良くなっている今こそ、日本海表記を東海に変える絶好の機会だ」とし、今後、これらのサイトに対し表記を「東海」に変更するよう誘導していくと述べた。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「黙っていれば、韓国はカモそのものだ」

「ほら、中国だって信じることはできない。結局は自国の力を付けるしかないんだ」

「なんだよ！中国はあんなに日本が嫌いだと言ってたくせに。われらが朴槿恵がとんだことをしてくれた」

「もっと笑えるのは、ソウルが表記されてないこと。平壌はあるのに。中国人も日本人も信じたら駄目だ」

「中国の地理の教科書でも『日本海』となっている。中国の学校に通ううちの息子が異議を唱えたら、場が凍ったらしい。悲しい現実だ」

「軍事パレードに行ったことで米国には見捨てられ、中国にもこうして裏切られる。やっぱり行かなければ良かったんだ」

「中国と親しくしてバランサーの役割を夢見てた皆さん。中国対日米のパワーの差は相当なものだ。結局は韓国人だけの錯覚だよ」

「東海という名称は、韓国の立場では極東の東側だから適切だけど、第三国の立場で客観的に見たら、日本海という表現の方が説得力があるのも事実だ。いっそ、東海ではなく韓国海と呼べば、もっと説得力が増すのに」（翻訳・編集/和氣）