2015年9月23日、韓国・聯合ニュースによると、炎に包まれたオートバイの運転手が、通りかかった市民らによって救出されていたことが分かり、韓国で話題となっている。

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事件が発生したのは22日午後11時20分ごろ、韓国慶尚南道金海市にある十字路でのこと。チキンを配達中のオートバイが自動車と衝突し、火災が発生。火はすぐに、衝撃で意識を失っていたオートバイの運転手・チェさん（18）の体に燃え移った。その時、現場を通りかかった市民3人が火の中に飛び込み、チェさんを救出。それを見ていた他の市民2人が消火器を持ってきて火を消した。そこに通報を受けた救急車が到着。チェさんはすぐに病院に搬送され、命に別状はないという。

金海西部消防署は23日、現場近くの監視カメラを分析し、勇敢な市民5人のうち3人の身元を特定。表彰状と副賞の消火器を授与した。

この報道に、韓国のネット上では「尊敬する」「彼らの勇気に拍手！」「毎日こういうニュースだけを聞けたらいいのに…」「気になることが1つだけ。チキンは時間通りに届けられたの？」「心温まる記事だ。素晴らしい彼らにいいことがたくさんありますように！」「本当に良かった。彼らのような人がいるから、今日も安全で幸せな1日を送れるのだと思う。立派な人間がもっと増えるといいな」といったコメントが寄せられた。（翻訳・編集/堂本）