環境問題に本気！「汚染源調査」を来年全国で実施―中国

2007年10月13日、中国のニュースサイト「中国広播網」は重慶市でこの日おこなわれた「全国汚染源調査モデルケース総括会議」について報道した。この会議では、国務院が来年全国規模で「第1回環境汚染源調査」を実施すると発表。

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調査項目は、全国の工業および農業による汚染源と生活汚染源、汚染物質処理施設の数と分布、汚染物質の種類と排出量、排出先、汚染処理費用と汚染処理能力などである。

全国調査に先がけて、国務院は今年の7月下旬に全国14の都市をモデル地区に指定。重慶市では8月から9月30日までに800人以上の調査員が出動し、市内にある学校や施設、病院、工場などについて環境汚染状況を詳細に調査。その結果はすでに国家調査弁公室に報告済みであるとしている。（翻訳・編集/本郷智子）