出稼ぎ農民の平均年齢が上昇、労働力不足を反映か―山東省済南市

Record China    2007年10月15日(月) 11時27分

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13日、山東省済南市で第5回中国国際農産物交易会が開催。ここ数年の出稼ぎ農民の傾向として、平均年齢が上昇しており、労働力不足を反映したものとして注目される。写真は出稼ぎ農民。

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2007年10月13日、山東省済南市で第5回中国国際農産物交易会が開催された。席上、農業部の関係者はここ数年の出稼ぎ農民の傾向として、平均年齢が上昇していることを明かした。

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農業部の調査によると、2006年の出稼ぎ農民の平均年齢は31.6歳。2004年の30.1歳、2005年の30.8歳から上昇を続けている。農村労働人口の平均年齢との差は6.5歳となった。男女別では男性ので出稼ぎ農民の平均年齢は前年比0.6歳アップの33歳、女性は前年比1.3歳アップの29歳となっている。

都市部で出稼ぎ農民が請け負っている仕事は体力的にきついものが多いため、年をとると仕事が出来なくなり故郷の農村に帰るケースが多かった。近年の出稼ぎ農民の平均年齢上昇は、労働力不足により雇用側が農民の引き留めを図っていることを示唆する数値として注目されている。(翻訳・編集/KT)

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