Record China 2007年10月15日(月) 19時4分
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12日、国家森林病虫害防止センターは有害生物による林業への被害額が年間560億元(約9000億円)にも達していることを明らかにした。
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2007年10月12日、河南省鶴壁市で、中国昆虫学会年度大会が開かれた。席上、国家森林病虫害防止センターの潘宏陽(パン・ホンヤン)副所長は有害生物による林業への被害額のうち、外来種による被害は全体の60%、年間560億元(約9000億円)にも達していることを明かした。
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現在、林業に被害を与えている有害生物といえば、松材線虫・アメリカシロヒトリなどが有名。対策が成功し被害の拡大防止に成功したものもあれば、地球温暖化の影響もありますます被害が拡大しているものもある。
潘副所長は中国の林業は基礎研究がまだ弱いと指摘。例証として、現在、重点基礎研究に指定されている973プロジェクトのうち、林業関連の研究は一つもないことを挙げた。現在、中央政府は林業への関心を高めつつあり、年4億元(約60億円)を森林の安全確保のために投じているという。(翻訳・編集/KT)
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