消えゆくカザフ族の‘愛のムチ打ち’、告白も今はメールで―新疆ウイグル自治区

Record China    2007年10月15日(月) 19時3分

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秋も深まる新疆ウイグルの草原で、カザフ族に伝わる‘愛のムチ打ち’「姑娘追」が再現された。14日、新華ネット報道。写真はサイリム湖と遊牧民。

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秋も深まる新疆ウイグルの草原で、カザフ族に伝わる風習「姑娘追」が再現された。2007年10月14日、新華ネット報道。「姑娘追」とは若い男女が馬に乗って草原を駆け抜けながら、ちょっかいを出されたり、愛の告白を受けた女性が男性を追いかけてムチで返事するというもの。ムチの加減に答えが込められ、かつては遊牧民の男女のコミュニケーション手段であった。

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1980年代に実施された政府の定住化政策により、自治区内の遊牧民19万人がすでに定住した。馬はバイクに取って代わられ、草原も舗装された道路に変わった、「姑娘追」の風習がすたれるのも自然の成り行きで、今どきの若者は携帯やメールで愛を語り合う。

「姑娘追」を実演したのは20歳の女性だが、彼女の母親は今年54歳、若かりし頃にムチ打った男性と結ばれたそうだ。(翻訳・編集/WF)

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