韓国、最後のMERS患者が完治!今月末に公式終息宣言へ=韓国ネット「これで緊張を緩めてはいけない」「この苦労は誰のせいだったんだ?」

Record China    2015年10月2日(金) 11時40分

拡大

1日、韓国で最後の中東呼吸器症候群患者が遺伝子検査で完治の判定を受け、今月末にも終息宣言が出される可能性が高くなった。写真はソウルに掲示されたMERSに関する注意喚起表示。

(1 / 2 枚)

2015年10月2日、韓国・聯合ニュースによると、韓国で最後の中東呼吸器症候群(MERS)患者が遺伝子検査で完治の判定を受け、いよいよ韓国におけるMERSの終息宣言まで秒読みとなった。今後新たな患者が発生しなければ、最初の感染が確認されてから163日目となる今月29日に公式に終息が宣言される見込みだ。

その他の写真

韓国保健福祉部のMERS管理対策本部は1日、この間MERSウイルスの陽性判定が出ていた80番目の患者について、2度の遺伝子検査でMERSの陰性反応が出たことを明らかにした。世界保健機関(WHO)の基準に従い、1日から28日間新たな患者が出なければ、今月末に韓国のMERSがようやく完全終息することになる。韓国では7月4日に186番目の患者が出て以降、新たな感染は確認されていない。現在、80番目の患者を含め入院中のMERS患者は5人、いずれも遺伝子検査で陰性判定を受け、一般病棟で治療中だ。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「すべての医療関係の皆さん、お疲れさま」

「ついに終わった」

「MERSが二度と韓国に近づきませんように」

「こんな猛威を防ぐ方法だってあったのに。医療スタッフと国民ばかりが苦労した」

「世界で最長期間MERSと闘った国だね。誇らしい」

「文亨杓(ムン・ヒョンピョ。前保険福祉部長官)は今ごろどうしてるかな?」

「この苦労はいったい誰のせいだった?」

「また中東に旅行してラクダに乗る人が出るだろう」

「これで緊張を緩めてはいけない。またいつウイルスが入って来るか分からない」

「まるで国が壊滅するかのように騒いでた人たちはどこに行った?」

「MERSと診断されても旅行したり指示に従わなかったりした未開な国民も問題だけど、やっぱりすべては政府の過ちだ」(翻訳・編集/和氣)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携