2015年10月2日、世界遺産をめぐる日韓の争いがたびたびメディアを騒がせているが、このたび韓国のインターネット掲示板に「日本は優れた国なのに、歴史記録物が韓国より少ないのはなぜ？」と題したスレッドが立ち、ネットユーザーの注目を集めている。

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スレッド主は、ユネスコ世界記憶遺産のアジア太平洋地域の登録数順位の一覧を掲載している。韓国は11件で1位である一方、日本は3件でモンゴルやカザフスタンと並んで6位となっている。スレッド主はこの結果について、「『韓国は売り込んだからそんなに登録できたんだ』などと言い訳する前に、日本が『歴史的に優れた国』であるのなら、韓国の倍以上の記憶遺産がないとおかしいのでは？ミステリーだね」と辛らつなコメントを残している。

これを受け、韓国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。以下はその一部。

「日本は歴史が韓国の半分にもならないからね」

「当然でしょ？歴史の歳月と深さを直に確認できるのが、文字を持つ文明国家の基本である記録なんだから。日本が優れた国だったとしたら、武士たちも韓国のソンビ（※学識を有して礼節を重んじ、儒教理念を実現させようとした身分階級の人）たちのように一生懸命記録しとかなきゃ」

「この結果で国を評価するっていう訳じゃないんだから」

「韓国のご先祖様たちはかなりの記録マニアだから、記憶遺産が多いんだよ」

「韓国が1位ってことは、良心なく意味のない物を相当登録させたんだろう」

「日本の歴史がどれほどすごいかは分からないけど、少なくとも韓国よりマシだと思う」

「日本は確かに歴史的に優れている。現在、アジアの中心は日本にあるし、今の日本は過去の結果から生まれた」

「（中国が登録数9件で2位であるのに対し）そんなこと言ったら、中国も韓国より長い歴史を持っているのに、なぜ韓国より下なのさ？」

「米国は6、フランスは8、スペインは5…。歴史的ステータスと記録物の登録は無関係。つまり、意味のないランキング」

「韓国が記録している間に、日本は産業や工業を発展させていた（笑）」（翻訳・編集/松村）