2015年10月2日、澎湃新聞によると、中国の建国記念日にあたる国慶節（10月1日）連休を迎えた香港では、宝石店やブランド店に閑古鳥が鳴いている。

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香港メディアはそろって「今年は史上最悪の国慶節連休だ」と報道。中心部の旺角、尖沙咀、銅鑼湾、湾仔なども観光客はまばら。かつては観光バスが並んだ通りも閑散としている。ブランドショップが軒を連ねる九龍半島の広東道は、かつて店の前に旅行者が行列を作ったが、今は見る影もない。レストランやバーなどの飲食店も売り上げは惨たんたる状態という。

広東道で薬局を営む男性は「今年は史上最悪の連休だ」と断言。10月1日の売上高はわずか数千ドルで、昨年より7割も少なかったという。香港島で人気のレジャー施設・海洋公園の入場者数も2割近く落ち込んでいる。

香港当局のデータによると、10月1日に香港を訪れた人の数は前年に比べて約15％増えている。しかし、中国本土からの観光ツアーは同12％減ったという。（翻訳・編集/大宮）