新国立競技場廃案のザハ氏、北京の高層ビル「望京SOHO」で建築賞受賞―独不動産調査機構

Record China    2015年10月6日(火) 17時8分

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4日、世界で最も優れた高層建築を選定する「エンポリス・スカイスクレイパー賞」で、中国・北京市の「望京SOHO」が選出された。設計は2020年東京五輪でメインスタジアムとなる新国立競技場のデザイン案が廃案になった建築家ザハ・ハディド氏だ。

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2015年10月4日、世界で最も優れた高層建築を選定する「エンポリス・スカイスクレイパー賞」で、中国・北京市の「望京SOHO」が選出された。マレーシア華字紙・光華日報の報道。

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同賞は独不動産調査機構のエンポリスによるもので、年に1回、前年に竣工した高さ100メートル以上の高層建築物を対象に、デザイン性と機能性に優れたものに贈られる。過去には、世界一の高層建築物として知られるUAE・ドバイの「ブルジュ・ハリファ」や、東京・新宿の「モード学園コクーンタワー」も入選している。

このほど選出された「望京SOHO」は、2014年に完成したオフィス兼商業ビル。山型の3棟が寄り添うように構成されており、新しい北京市のランドマークの一つになることが期待されている。3棟のうち最も高い建物が高さ200メートルだ。設計はイラク出身の英国人建築家ザハ・ハディド氏。20年の東京五輪でメインスタジアムとなる新国立競技場のデザイン案が廃案になった件は記憶に新しい。

中国語圏から過去に入選した建築物は以下の通り。

●シェラトン湖州ホットスプリング・リゾート(浙江湖州喜来登温泉度假酒店)(浙江省湖州市、13年の3位)

上海ワールドフィナンシャルセンター(上海環球金融中心、上海ヒルズ)(上海市/08年の3位)

●台北101(台北市/04年の1位)

●ハイクリフ(暁廬)(香港/03年の2位)

●プラザ66(恒隆広場)(上海市/01年の3位)(翻訳・編集/愛玉)

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