2015年10月16日、韓国のインターネット掲示板に、ある韓国人が「この季節に欲しくなるアレが日本にはない！」と、残念な胸の内をつづった。

【その他の写真】

日本に住むスレッド主が「懐かしい」と訴えたのは韓国の床暖房・オンドル。台所のかまどで煮炊きした際に出る煙を床下に巡らして床全体を温める仕組みで、古くは三国時代の遺跡からもその跡が発掘されているという韓国伝統の暖房だ。現在ではかまどがボイラーに変わるなどしているが、韓国では集合住宅やホテルなどに一般的に導入されている。

「近頃は朝晩冷え込んで寒さで目が覚めるくらい。今からこうだと、冬には凍り付いてしまう」とスレッド主が嘆くと、他のネットユーザーが次のようなコメントを寄せた。

「日本人は家にオンドルもないのか？」

「日本にも床暖房はあるよ。お金持ちの家にしかないけど」

「床暖房とオンドルは違う」

「寝袋を買ったら？日本の畳はものすごく寒いはず」

「そう考えると、韓国はとても住みやすい国みたいだね。未開なとこさえ改善すれば…」

「アニメで見たけど、日本では食卓に布団を掛けるあれって、本当に使ってるの？」

「こたつだね。一般家庭では使ってると聞いたよ」

「こたつは危ないみたいだよ。日本に住んでる僕の父も、火事が起こるかもしれないからと、あまり使ってない」

「はんてんみたいな上着を買うのがいいよ。（日本の）うちでは、冬は家の中でもジャンパーを着て、寝るときは電気カーペットを使ってる」

「日本に引っ越すときは、電気カーペットは必須だよ」

「日本の電気カーペットは高い割に暖かくない」（翻訳・編集/和氣）