<北京五輪>メダル争いだけが五輪じゃない!国民の過度の期待に忠告―国家体育総局

Record China    2007年10月18日(木) 7時59分

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2007年10月16日、中国国家体育総局の劉鵬局長は北京五輪について言及し、金メダル数はもっともわかりやすい五輪の数値目標となるが、それだけが北京五輪の目標ではないとコメントした。写真は劉局長。

2007年10月16日、北京市で開催中の共産党第17回党大会に伴い、中央国家機関代表団のグループ討論が行われた。席上、中国国家体育総局の劉鵬(リュウ・パン)局長は北京五輪について言及し、金メダル数はもっともわかりやすい五輪の数値目標となるが、それだけが北京五輪の目標ではないとコメントした。

自国開催の五輪という一生に一度しかない大舞台に向け、中国の選手・コーチらは懸命にトレーニングに取り組んでいる。アテネ五輪の好成績もあり、中国は大きな飛躍を遂げるものとして期待を集めている。しかし劉局長は過度の期待はするべきではないと延べ、アメリカ・ロシアなどスポーツ大国の実力は強大で、中国との間にはいまだ大きな差があり、金メダル数でその差を逆転することは難しいと述べた。

また五輪の目標としては、“母国のために好成績を挙げること”以外に、“五輪精神を発揮し、世界における中国のイメージを向上させること”“世界各国との友好を図ること”“国民の健康・スポーツへの情熱を刺激し、体育事業を発展させること”などの目標が掲げられており、盲目的にメダル数にこだわるべきではないと話した。(翻訳・編集/KT)

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