韓国免税店の発展は誰が支えている?「訪韓日本人客は減っているが、キーマンは中国人観光客」―韓国専門家

Record China    2015年10月7日(水) 17時18分

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6日、韓国・亜州経済中国語サイトによると、中国人観光客が韓国免税店の発展を後押ししている。写真は韓国のデパート。

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2015年10月6日、韓国・亜州経済中国語サイトによると、中国人観光客が韓国免税店の発展を後押ししている。

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報道によると、中東呼吸器症候群(MERS)の影響で低迷していた韓国の免税店市場は、7月から回復し、2015年通年で2.7%の成長が見込まれている。韓国免税店の総販売額は15年に8兆ウォン(約8200億円)、16年に10兆ウォン(約1兆290億円)に達する見通し。大きな要素の一つが外国人観光客の増加で、中でも中国人観光客の貢献は大きい。

14年の中国人海外旅行者数は1億1600万人に達し、前年同期比18.4%の増加。20年には2億6800人規模に増加するという。一方で中国人のパスポート所持率はわずかに5%のため、今後も大きく成長すると予想されている。

実際、訪韓中国人観光客数は2000年の44万人から14年は600万人に急増。これに対し韓国の専門家は、「韓国は地理的に、比較的購買力が高い中国東部・北部の地域とつながっている。ツアーの費用は日本の半額ほどのため、引き続き訪韓中国人観光客が増加すると思われる。中国人観光客は中心地の免税店を好む傾向にあるため、韓国免税店にとって中長期的に大きな潜在力を持った存在だといえる」と述べた。

さらに、「円安で訪韓日本人観光客が減ったが、日本人観光客の消費額は比較的少ない。韓国免税店の中長期発展のキーマンは中国人観光客だ」と語る専門家も見られる。(翻訳・編集/内山)

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