Record China 2015年10月9日(金) 3時43分
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7日、「もしもフェイスブックで、前髪をピン留めで留めたメガネの女子高生の写真を見かけたら、わたしの無実を晴らしてください」。台湾のある女子高生がSNSで、自身が地下鉄車内で受けた不快な体験についてに投稿した。写真は台北の地下鉄(MRT)路線図。
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2015年10月7日、「もしもフェイスブックで、前髪をピン留めで留めたメガネの女子高生の写真を見かけたら、わたしの無実を晴らしてください」。台湾のある女子高生が交流サイト(SNS)のフェイスブックでこんなメッセージとともに、自身が地下鉄車内で受けた不快な体験について投稿した。
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この女子高生は台北市在住で、通学に地下鉄を使っている。最近、複数回にわたってねんざをしたため、走ったり長い間立っていたりすることが困難で、事件が起こった日の学校帰りも地下鉄の座席に座っていた。この日は通学カバン以外にバッグをもうひとつ、その上パソコンも持ち歩いており、座席に座ることができてほっとしたという。乗車中、友人と話に興じていると、突然に目の前でカメラのシャッター音がした。見上げると、赤ちゃんを抱いた女性が女子高生を撮影していたという。
「すみません」。反射的に立ち上がろうとすると、この女性は「わたし、赤ちゃんを抱いているのよ。なんで席を譲らないの?もしこのまま譲らないつもりなら、写真をフェイスブックに投稿してやる」とまくしたてた。
幸いにも女子高生の連れの友人が即座に席を立ち、「どうぞ」と女性に席を譲った。しかし、女子高生のほうは気持ちがおさまらず、努めて穏やかに「すみません、わたしは足をけがしているんです」と説明した。友人も「座席に座りたいならそうおっしゃってくれればいいのに。何もこんなやり方をしなくても」と続いた。
それでも子連れの女性は「そんなにガリガリ勉強して何の役に立つの?他人に席も譲れないなんて、教育の失敗じゃないの。教育失敗!」と悪態をついてきたという。
「もしもフェイスブックで、前髪をピン留めで留めたメガネの女子高生の写真を見かけたら、わたしの無実を晴らしてください」。女子高生の冒頭の呼びかけは、このようなトラブルが背景にあった。彼女のこの投稿には、彼女に同情し、「席を譲ることは義務ではない。あくまで心からの親切で行うべきこと」との声が多く届いている。(翻訳・編集/愛玉)
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