2015年10月8日、網易体育によると、韓国で開かれている2015年世界軍人体育大会に出場中の中国競泳界のスター・寧澤濤（ニン・ザータオ）が、ウォーミングアップ中に海外の女子選手と接触し負傷。男子100メートル自由形を欠場することとなった。

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報道によると、寧が100メートルの予選前にプールでウォーミングアップをしていると、海外の女子選手が突然、プールサイドから飛び込んできた。その際、女子選手の足が寧の肩を踏みつけるような形となり負傷した。

寧のコーチは、「とっさによけたからこの程度で済んだ。気付いていなければ、もっと深刻なけがになっていたかもしれない」と話した。寧は予選には出場したものの、患部の腫れがひどく、腕が上がらない状態となり欠場を決めた。寧は中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で、「ドクターの意見を聞いて治療を優先することにしました。非常に残念です。これからはチームメートを応援します」とつづった。

寧は8月にロシアで行われた世界水泳男子100メートル自由形で金メダルを獲得。「黄色人種初の快挙」と話題になった。また、昨年の仁川アジア大会で、日本のテレビ局のアナウンサーがレース中に「寧澤濤おおおおー！！」と絶叫する動画が微博の検索ランキングで1位になるなど、注目を集めたことでも知られる。（翻訳・編集/北田）