2015年10月8日、韓国・ニュース1は、発表が翌日に迫った今年のノーベル平和賞の候補に「憲法9条を保持する日本国民」が挙がり、注目が集まっていると報じた。

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13年から活動を続ける「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会が、ノルウェーのノーベル委員会に対し「日本国民」を受賞候補として推薦した。推薦は昨年に続き2回目。

一方、国会では集団的自衛権の行使を可能とする安全保障関連法が成立、日本の平和憲法は大きな転換点を迎えている。安倍晋三首相は7日、改造内閣発足後の記者会見で「時代が求める憲法の姿、国の形についても国民的な議論を深めていきたい」と語った。

こうした中で「憲法9条を保持する日本国民」が平和賞を受賞した場合、首相の対応は変わるだろうか。韓国のネットユーザーも注目しさまざまなコメントを寄せたが、日本国民や平和憲法の平和賞受賞を支持する声が多いようだ。

「憲法9条を守ろうとする人たちは日本の良心だ。そして、安倍首相は日本の『非良心』」

「日本政府が、受賞させないためのロビー活動をしたはず。でも受賞してくれたらうれしい」

「いくら市民が正しい声を上げても、上の人たちが耳を貸さなきゃどうにもならない」

「安倍首相が良心を捨てたから、日本国民が良心を取り戻そうと懸命になっている」

「立派な日本国民を尊敬する。韓国の親日保守の人たちはどう思っているかな？」

「日本人が戦争を望んでいないと示すためにも受賞すべきだと思う」

「安倍首相は平和賞ももらい、戦争も起こすだろう。恐ろしい」

「安倍首相に反対する日本国民が平和賞候補になったということはつまり、首相が平和な日本を守っていることになるね」

「ふざけたことを言ってる」

「本当に平和賞候補の資格があるんだろうか？絶対にないと思うけど」

「安倍首相の右傾化政策に反対するために推薦したんだろうけど、受賞するはずがないよ。しかし、首相は何とも思わないのかな？『時代が求める憲法の姿』とは、笑える」（翻訳・編集/和氣）