2015年10月8日、韓国・朝鮮Bizによると、韓国未来創造科学部長官が韓国で科学分野のノーベル賞受賞者が出ないことについて「責任を痛感する」と述べた。

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未来創造科学部の崔陽煕（チェ・ヤンヒ）長官は8日、ソウル汝矣島で開かれた未来創造科学放送通信委員会の総合国政監査に出席した際、「韓国で科学分野のノーベル賞受賞者が出ないことに責任を痛感する」とした上で、「科学の専門機関への予算と運営の支援を積極的に行うことによって、近い将来ノーベル賞を受賞することができると思う」と述べた。また、「ノーベル賞受賞は、着実に研究する科学者がいてこそ可能。より多くの研究者がノーベル賞候補に上がることができるように努力する」と述べた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「ノーベル賞は取ると言って取れるようなものではない。良い研究の結果に付いてくるものだ」

「ノーベル賞がそんなに重要か？」

「ノーベル賞を受賞したからといって、他国から尊敬される訳ではないぞ」

「毎年この時期、こんな話題で盛り上がるな」

「韓国がノーベル賞を受賞できなかったのが長官のせい？笑えるな」

「学問に興味がなく、飯の種だけに関心を持つ情けない大学教授たちのせいだ」

「科学技術を重要視しない韓国は、永遠にノーベル賞受賞なんてない」

「根本的な解決方法を提示する必要がある。理工系離れ対策もそうだ。理工系支援の欠如もそう。政府、企業、個人、すべての意識改革が必要だ」

「未来創造科学部の問題ではなく、教育部の問題だ。詰め込み教育ばかりで創造性がないのに、ノーベル賞なんて受賞できるわけない」

「ノーベル賞を受賞できない最も根本的な原因は私たち自身にある。最近、誰が純粋科学を専攻する？私たち自身が科学を軽視している」（翻訳・編集/三田）