「イスラム国」がトヨタ車多数使用、米国務省が調査=「丈夫な車は罪?」と日本ネット、中韓ネットもトヨタ車称賛

Record China    2015年10月11日(日) 0時23分

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米国メディアは、過激派組織「イスラム国」がトヨタ車を多数使っているとして、米財務省が調査を始めたと報道。日本のネットユーザーはお門違いと反発し、中国や韓国のネットユーザーも丈夫なトヨタ車を称賛している。資料写真。

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2015年10月10日、過激派組織「イスラム国(IS)」がトヨタ製の車を多数使用しているとして、米財務省が調査に乗り出した、と米国メディアが一斉に報じた。トヨタ側は調査に協力しているが、日本のネットユーザーは「丈夫な車を造るのが罪なのか」などと反発。中国や韓国のネットユーザーからも、どこでも走るトヨタ車を称賛する声が相次いだ。

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米ABCニュースなどによると、インターネット上で公開されている動画の中で、ISがトヨタのピックアップトラックやスポーツタイプ多目的車(SUV)を多数使用していることを受け、テロ組織の制裁などを担当している米財務省は車を入手した背景などを調べている。調査に対してトヨタは、同社の車をISがどのように入手しているか知らないと述べているという。

このニュースに日本のネットユーザーは

「丈夫な車を造るのが罪なのか…」

「品質が良いからじゃないの?車は武器じゃないし、良いものを使うのに理由が必要?」

「壊れにくい車だから。ランクルなんてあっちでは最強だろ」

「壊れにくくてメンテナンスが容易って理由でしょ。部品の調達もしやすいしね」

「アメ車より日本車だろ。アメリカ人が一番分かってるんじゃないか?」

などとコメント。

さらに

「トヨタや日本バッシングをやってるようにしか感じられないな」

「信頼性が高いので、致し方ありません。またアメリカによるトヨタたたきが始まったとしか思えませんが…」

などの指摘も少なくなかった。

米国のネットユーザーは

「中東の紛争地域で働いていた軍関係者や一般市民の多くがトヨタのSUVなどに乗っていたことは間違いないだろう。そういった地域を『イスラム国』が支配するようになったら、彼らはそれらの車を奪って使っているに違いない」

「車を販売した後、さらにどこに売られていくかを自動車メーカーがコントロールしたり監視したりすることはできない」

「これは注意をそらさせようとしている。『イスラム国』が車をどこから手に入れたかではなく、車を買うお金をどこから手に入れたかということが問題の核心だ」

などと反応。

中国のネットユーザーは、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に

「道があるところに、トヨタあり」

「トヨタ車の性能が良くて用途が幅広いことを証明している」

「乾燥にも非常に強く、品質が極めて高いらしい」

「トヨタ車だけがあのような環境でも使える」

「米国人からすると、なぜGMのピックアップ車を買わないんだという意味なのだろう」

「それより銃がどこから来たのかという方が問題だろ」

などの意見を寄せた。

韓国のネットユーザーからも

「おそらく、ISはさまざまな車を使っていたが、最後まで故障せずに生き残ったのがほとんどトヨタ車だったのだろう」

「ISだけではない。トヨタ社のピックアップトラックやSUVは世界中で愛されている。強くて故障もない。広く普及しているから部品を購入するのも楽。これ以上の車はない」

「ISのようにおかしなことをする人たちでも、トヨタの品質の良さは分かるんだね」

「ISが使っているというイメージはあまり良くないが、砂漠のような場所でも故障せずにスムーズに走れるという点で、性能の宣伝効果は期待できそう」

などの声が集まった。(編集/大隅)

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