韓国軍に根付く日本式用語、「浄化教育」は進まず=韓国ネットは「そんなに重要なことなのか?」「他にやるべきことがあるだろう」と批判

Record China    2015年10月12日(月) 13時0分

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10日、韓国のテレビ局MBCは、いまだに韓国軍で日本式の軍隊表現が数多く使われており、韓国式の表現に改める努力が続いていると伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

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2015年10月10日、韓国のテレビ局MBCは、いまだに韓国軍で日本式の軍隊表現が数多く使われており、韓国式の表現に改める努力が続いていると伝えた。

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韓国軍の訓練の際、「手榴弾投擲(とうてき)」などと号令がかかるが、「投擲」は日本式の軍隊用語だ。また、兵営でよく使う「毛布」「飯ごう」「展望台」などの単語も同様だ。そのほか、軍関係者は「駆歩(くほ=かけあし)」「気合」「古参」などの日本式表現についても、韓国式表現に改善するよう努力しているという。陸軍9師団バン・セハン中隊長は、「継続的に言語の浄化教育を実施しているが、言語習慣が一度に変わらないため、兵士たちが無意識のうちにそのような用語(日本式用語)を使用している場合がある」と説明した。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「日本式表現を変えることがそんなに重要なのか?」

「用語なんてそのままにしておけばよい。他にやるべきことがあるだろう」

「すでに日本式の表現が一般化されているのに、今さら韓国式に変えると混乱する」

「ほとんどの軍隊用語が漢字語なのに、それらすべてを放棄するのか?」

「それなら、新聞にも漢字を使うな」

「中国式の言葉もいっぱい使っているぞ」

「日本では英語を日本語の中に取り入れて多く使っている。それでも日本政府は何も言わないぞ」

「現在ソウル市内の店の看板は、半分近くが外国語の混じった看板だ。これはどうする?」

「日本式漢字語を多く使う理由は、漢字文化圏の中で日本が最初に近代化して、西洋の文物に漢字の名称をつけたからだ。うまくできているので、漢字発祥の地・中国ですら、その呼称を使っているのに。それをあえて付け変える必要があるか?住所の表現方法も日本式だからと変更して、国民の間に不満が高まっているというのに」(翻訳・編集/三田)

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