2015年10月11日、台湾の人気トーク番組「康熙来了」で即興で歌われたラップの歌詞について、中国のネットユーザーから怒りのコメントが大量に寄せられている。聯合報が伝えた。

【その他の写真】

人気番組「康熙来了」でこのほど、男性歌手が即興でラップを披露。「俺は中国人みたいに毎日『見栄を張ってる』わけじゃない」と、虚栄心が強いことを示す流行語を交えて歌った。これが中国のネットユーザーを激怒させ、番組の公式Facebookページには、番組ボイコットを叫ぶ声や謝罪を求める声が大量に寄せられた。

これに対し番組の製作側では11日、「放送開始以来、友好的でない表現方法はしないよう注意してきたが、今回については管理不足だった」として、謝罪コメントを発表している。

中国からの反応について台湾のネットユーザーの間からは「Facebookにごみが散乱してる。早く削除してくれ」「不快なら見なければいい」などの声が上がっている。すぐさま謝罪コメントを発表した番組に対しても、「根性がない」「謝罪する必要はない」と批判が寄せられている。（翻訳・編集/Mathilda）