Record China 2015年10月12日(月) 20時30分
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12日、チュニジアの民主化に貢献し、チュニジアを拠点に活動する四つの団体からなる「国民対話カルテット」が受賞したことについて、民主活動家の王丹氏が意見を発表した。写真はチュニジア。
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2015年10月12日、「憲法9条を保持する日本国民」が候補に挙がり注目を集めたノーベル平和賞。9日夜に結果が発表され、チュニジアの民主化に貢献し、チュニジアを拠点に活動する四つの団体からなる「国民対話カルテット」が受賞した。
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民主活動家の王丹(ワン・ダン)氏は、「国民対話カルテット」のノーベル平和賞受賞について意見を発表した。
王氏は、天安門事件で中心的な役割を担ったことで、中国当局から「最重要指名手配」と目された人物。4年間の服役後、米ハーバード大学に入学し歴史学で博士号を取得。現在は、台湾の国立清華大学で教壇に立つかたわら、中国の自由を主張し続けている。
王氏は、「『国民対話カルテット』は多元的な民主主義を広め、2011年の『ジャスミン革命』後も民主化運動の促進を続けたことが評価され、今回の受賞に至った。『国民対話カルテット』は四つの団体で組織されており、代表はそれぞれ違った価値観を持っている。彼らは極めて高い道徳の力でチュニジア内部の安定と民主化に寄与した。中国が転換期を迎える際、中国にも同様の団体が必要だ。これは(民主化を目指す)我々の目標であり、今から同様の団体を誕生させるべく努力を開始するべきだ」と語った。(翻訳・編集/内山)
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