時価総額12兆円のお宝沈没船、来月末にも引き上げ作業終了―広東省

Record China    2007年10月19日(金) 15時3分

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18日、広東省広州市で、2007年広東省国際旅行文化節の開会記者会見が開かれた。席上、陽江市の陳芸岳(チェン・イーユエ)副市長は来月末にも沈没船「南海1号」の引き上げと移送作業が終了する見込みだと明らかにした。

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2007年10月18日、広東省広州市で、2007年広東省国際旅行文化節の開会記者会見が開かれた。席上、陽江市の陳芸岳(チェン・イーユエ)副市長は来月末にも沈没船「南海1号」の引き上げと移送作業が終了する見込みだと明らかにした。

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沈没船「南海1号」は1987年に陽江市沖で発見された。800年以上昔の宋代の貿易船だったと見られる。これまでの潜水調査で、4000点に上る磁器などの貴重な文物が引き上げられてきた。船内にはまだ数万点に及ぶ文物が残されている。その価値は1000億ドル(約12兆円)を超え、兵馬俑に匹敵する価値を持つとまで言われている。

今春から7000万元(約11億円)以上を費やし、引き上げ、移送作業が開始された。貴重な文物は、陽江市海上シルクロード博物館の陳列室「水晶宮」に陳列される。観光客は陳列室の両脇に設けられた回廊から船の全貌を見ることができるほか、スタッフによる調査・復元作業も公開される。(翻訳・編集/KT)

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