Record China 2007年10月19日(金) 21時25分
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10月19日、中国が2015年までに世界第2位の消費大国になると予想した米国企業の報告書について報道が。この巨大マーケットに進出するためには、中国の富裕層をターゲットに狙えと助言。写真は山東省で開催された「2007済南国際奢侈品展覧会」。
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2007年10月19日、北京の日刊紙「中国青年報」は米国の経営コンサルタント会社が発表した報告書について紹介した。
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米ボストンにあるこの会社が最近発表した「心をつかんで天下をとれ―中国消費者の消費心理と動向」という報告書は、中国国内13の都市で4000人を超える市民へのアンケートの調査結果から作成された。この中で、中国消費の2大特徴である「消費の拡大」と「高級品嗜好」を説明。
現在の中国では、家計支出が増加しそうだと答えた家庭が、家計支出の減少を予想する家庭より6倍も多いことが判明。家計支出のなかで最も多い支出は買い物で、より高価で高級なものが購入対象となっている。
特に中国の富裕層と呼ばれる人々は、食品や服装などの生活必需品にはあまりこだわらないが、ブランド品や電化製品、宝飾品などのいわゆるぜいたく品には、惜しげもなく金を払う傾向にあると分析。友人知人に自慢したいという彼らの心をつかむことが成功への鍵だとアドバイスしている。(翻訳・編集/本郷智子)
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