2015年10月21日、統計によると、2014年末の時点で、中国の60歳以上の高齢者の人口は2億1242万人に達し、人口全体の15．5％を占めるようになった。うち、80歳以上の高齢者が2400万人、低收入で貧困層に属する高齢者が2300万人だった。新華社が伝えた。

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21日（旧暦9月9日）は「重陽節」で、中国が定めた「老年節」（敬老の日）だ。中国の高齢者は現在、毎年3％のペースで増加しており、高齢化のピークが10〜20年後にやってくるとみられている。そして、今世紀中ごろには3人に1人が高齢者になるとみられている。

このように、高齢者ケアの必要が拡大している一方、中国の高齢者関連施設やサービスは不足している。

中国民政部の統計によると、今年3月末の時点で、全国の各種登録済みの高齢者サービス機関は3万1833。機関やコミュニティーの高齢者専用のベッドの数は計584万台。高齢者1000人に対して27．5台の計算になる。先進国ではこの数字が平均50〜70台という。（提供/人民網日本語版・編集/武藤）