エリザベス女王と習近平国家主席、晩さん会で香港返還に言及―香港紙

Record China    2015年10月22日(木) 22時38分

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19日、英国を訪問した習近平中国国家主席を歓迎する晩さん会がエリザベス女王の主催で催され、その際に2人が1997年の香港返還について言及したと報じられた。写真は香港特区の区旗。

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2015年10月19日、英国を訪問した習近平(シー・ジンピン)中国国家主席を歓迎する晩さん会がエリザベス女王の主催で催され、その際に2人が1997年の香港返還について言及したと報じられた。香港紙・明報が伝えた。

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エリザベス女王は30年近く前に訪中した際、時の実質的指導者であったトウ小平氏と会見した印象を挙げ、「彼は非常に先見の明がある人物。彼の提唱した『一国二制度』があってこそ、香港返還が実現したのだと思う」と発言した。1984年、英中間で「香港問題に関する英中共同声明」が調印され、当時はまだ英国の植民支配下にあった香港を、1997年7月に中国へ返還することで合意している。また、エリザベス女王はトウ小平氏による改革開放政策が中国を大きく発展させただけではなく、数億人の生活水準を向上させたとして、その指導者としての手腕を高く評価した。

これに対し習近平主席は、「1997年の香港返還が成功裏に終わったことで、英中関係は新たな1ページを開くに至った。両国関係の間断なき発展は、両国にもならず世界にとって利となる」と返している。(翻訳・編集/愛玉)

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