2015年10月23日、国際在線は韓国・SBSテレビの報道を引用し、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領がノーベル賞クラスの研究者を育成する努力の必要性を強調したと報じた。

【その他の写真】

朴大統領は22日に出席した「素材技術発展方案報告会」で、「韓国の現在の基礎科学レベルとノーベル賞が求めるレベルには依然として開きがある。しかし、基礎研究への投資を続け、創意性のある研究に力を注げば、韓国は近い将来、『科学研究大国』になることができる」と指摘。ノーベル賞に挑戦するような世界トップレベルの研究者を養成する努力を呼び掛けるとともに、政府は科学研究分野への戦略的支援を強化し、官民の協力を促進すべきだと強調した。

さらに、新素材の開発を急ぎ、市場を先取りする重要性にも言及し、素材メーカーの研究環境の充実に向けた支援を行うことを約束した。（翻訳・編集/野谷）