チップ廃止がニューヨークの新トレンドに?中華レストラン界は反発―米国

Record China    2015年10月27日(火) 5時59分

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22日、米国中文網は記事「チップ廃止がニューヨーク外食産業の新トレンドに?」を掲載した。中華レストラン界からはチップは長年培われてきた文化であり、廃止は困難との声が上がっている。写真はニューヨークのレストラン。

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2015年10月22日、米国中文網は記事「チップ廃止がニューヨーク外食産業の新トレンドに?」を掲載した。

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米ニューヨーク市で高級レストラン13店舗を展開するユニオン・スクエア・ホスピタリティー・グループのダニー・マイヤーCEOがチップ廃止の方針を発表、話題となっている。米国ではウェイターの収入の大部分はチップに依存しているが、チップをもらえない調理人との間に不公平感が生まれているというのがその理由だ。

チップ廃止が他のレストランにも波及するかが注目されている。チップを廃止すればその分料理の値段を上げる必要があるが、それでは客が減ってしまうと中国人経営者からは批判的な声が多い。また、価格転嫁すれば、今までチップを払う必要がなかった持ち帰り客にとっては値上げになるとの指摘もある。

「チップは長い年月をかけて培われてきた文化であり一定の合理性がある。廃止は難しい」というのが中華レストラン界の大勢の意見のようだ。(翻訳・編集/増田聡太郎

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