ショパンコンクール優勝の韓国人に、仏審査員が付けた“1点”物議=韓国ネット「キム・ヨナを思い出した」「それでも優勝したのはすごい」

Record China    2015年10月26日(月) 17時44分

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26日、ショパン国際ピアノコンクールで韓国のチョ・ソンジンさんが1位に輝いたが、最終審査でチョさんに最低点の1点を付けた審査員がいたことが判明し、韓国で話題を集めている。資料写真。

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2015年10月26日、韓国・ニュース1によると、このほど開かれたショパン国際ピアノコンクールで韓国のチョ・ソンジンさんが1位に輝いたが、最終審査でチョさんに最低点の1点を付けた審査員がいたことが判明し、韓国で話題を集めている。

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ポーランド・ワルシャワにある同コンクール協会は、18〜20日(現地時間)に開かれた第17回大会の採点表を23日(同)公表した。これによると、チョさんは最終審査で17人の審査員のうち14人から9または10点(10点満点)の評価を獲得し優勝したが、1人は最低点の1点を付けていたことが分かった。残る2人はそれぞれ8点、6点と評価した。最終審査では、各審査員は出場者の1人にのみ10点満点を付けることができる。

チョさんに辛口の評価を下した審査員は、フランスのピアニスト、フィリップ・アントルモン氏。氏は最終審査以前の本選でも、審査員の中で唯一、チョさんに対し次選考への進出を不適とする「no」の判定を下していたことから物議を醸している。一部では「チョ・ソンジンが師事するミシェル・ベロフとの確執が影響した」との推測まで出た。

アントルモン氏は、チョさんが通う仏パリ国立高等音楽院出身、ピアニストのほか指揮者としても活動し、オーストリア・ウィーン室内管弦楽団では指揮者・音楽監督を30年にわたり務めた。

この報道に韓国のネットユーザーからは「露骨な人種差別だ」「何様のつもり?」「音楽的な感覚や才能がまったくない人を審査員にしてしまったんだ」など憤りのコメントが数多く寄せられ、ピアノ専攻だというユーザーからは「5点満点のコンクールでも、最低3点は付ける。1点は明らかに差別だ」との声があった。

また他には、「(ソチ冬季五輪の)キム・ヨナのことを思い出した」「1点を付けられても優勝したなんて、さらにすごい」「審査員によって考えが違うことはあり得るけど、いくら何でも1点はひどいのでは?」「1の後に0を付けるのを忘れたんだよ」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/和氣)

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