艾未未氏のレゴ社批判は炎上マーケティングが狙い、中国官製メディアが批判―中国

Record China    2015年10月27日(火) 12時8分

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26日、環球時報は記事「艾未未の成果はほとんどが政治関連、“差別”と騒ぎ立てる異見分子」を掲載した。レゴグループ社の対応は西側企業が本当の中国を理解し始めたあらわれだとして歓迎した。写真は艾未未氏。

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2015年10月26日、環球時報は記事「艾未未の成果はほとんどが政治関連、“差別”と騒ぎ立てる異見分子」を掲載した。

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著名な芸術家、政府批判のオピニオンリーダーとして知られる艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏はレゴブロックを使った作品を計画したが、レゴグループ社にブロック購入を拒否されたことを発表した。レゴブロックをトイレに流す写真をSNSに投稿し抗議している。

中国社会科学院政治学研究所の馮鉞(フォン・ユエ)氏は、レゴグループ社の対応は西側企業が本当の中国を理解し始めたあらわれだとして歓迎した。異見分子は政府批判を続けているが、悪い政府に30年間もの高成長が実現できるはずはないと西側にも伝わったと指摘する。

また、ベルリン在住のある芸術家は次のように分析する。今年、ベルリンで開催した展示は反響を呼ばなかったこと、西側メディアのインタビューで政府批判が少なくバッシングされたことを受け、艾未未氏はレゴグループ社批判で話題作りを狙ったものだという。艾未未氏は優れた芸術家だが、その作品のほとんどは政治絡みのものだと評価している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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