韓国MERS、全患者の8割超が5人の「スーパースプレッダー」から感染―中国メディア

Record China    2015年10月27日(火) 10時35分

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25日、韓国で今夏に爆発的に流行した中東呼吸器症候群(MERS)について、患者の83%が5人の「スーパースプレッダー(伝播者)」から感染していたことが分かった。写真はMERS流行当時の韓国。

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2015年10月25日、韓国で今夏に爆発的に流行した中東呼吸器症候群(MERS)について、患者の83%が5人の「スーパースプレッダー(伝播者)」から感染していたことが分かった。中国日報網が伝えた。

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25日付の韓国英字紙コリア・ヘラルドによると、韓国で今年5月20日から7月13日までに感染が確認された患者184人のうち153人が、5人のスーパースプレッダーから感染していたことが、韓国疾病予防管理センターが同日発表した報告書で明らかになった。

同センターは、4人以上にMERSを感染させた感染者をスーパースプレッダーと定義している。韓国国内の感染者は計186人だが、うち2人は感染原因が究明されていないため、報告書の計算には含まれていない。

サムスンソウル病院での治療期間中に85人を感染させた14番目の患者(35)を筆頭に、他の4人のスーパースプレッダーはそれぞれ、28人、23人、6人、11人を感染させている。スーパースプレッダーの平均年齢は41歳で、5人中4人が男性。入院期間は平均10日で、同期間中の接触者は最少で288人、最多は805人だった。14番目の患者はマスクを着用することもあったが、他の4人はマスクをしていなかった。5人はともに肺炎を患っていた。(翻訳・編集/柳川)

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