2015年10月27日、韓国・ソウル新聞によると、日中韓3カ国首脳会談の開催をめぐり、3カ国間の調整が続いている。

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韓国大統領府の関係者は26日、「日中韓首脳会談の日程は、まだ最終確定になっておらず調整中」と述べている。中韓首脳会談については、中国外交部、韓国大統領府が共に「会談を行う予定」と明らかにしているが、問題は日本と中韓との会談だ。

中国外交部は日中首脳会談について明言していないが、北京の外交消息筋は「過去、日中韓首脳会談の際に日中2カ国の首脳会談が開かれなかったことはない」とし、「2カ国が議題を調整しているのだろう」との認識を示した。韓国大統領府は日本との首脳会談について、「日韓間で協議している。韓国側からは開催日に11月2日を提案し、日本側の回答を待っているところ」と述べている。一方、日本では一部メディアが「日韓首脳会談を2日に開催する方向で協議中」と報じている。

この報道に、韓国のネットユーザーからは、「両国間の懸案事項がうやむやなまま会おうとせずに、会う目的を明確にすることが重要」「『安倍首相は慰安婦問題に遺憾の意を表明した。韓国政府はその言葉を日本の謝罪として受け入れ、会談を実現させた』で終わるような気がする」「慰安婦問題も重要だが、北朝鮮問題もしっかり扱ってくれ」「来るのは習近平（シー・ジンピン）じゃなくて李克強（リー・カーチアン）、これで首脳会談と言えるのか？」「東アジアの国同士、政治・経済で協力して、平和で豊かに生きよう」などのコメントが寄せられ、関心の高さをうかがわせる。（翻訳・編集/三田）