2015年10月27日、今年で3回目の開催となる「チャレンジド・フェスティバル2015」で、「乾杯リレー」のギネス世界記録に挑戦する。

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同イベントは11月7、8日に日比谷公園（東京・千代田区）で開催され、「障害のある人もない人も一緒に笑顔で楽しもう」をコンセプトにしている。20組以上の出演者に加え、障害のある人もない人も楽しめるアートや占いコーナーなど、様々な体験ブースが噴水前広場に設置される。3回目の今年は、1列に並んで先頭から順番に乾杯していく「乾杯リレー」でギネス世界記録に挑戦する。挑戦の模様は、映画「尾曲がり猫の乾杯」のラストシーンに使用されるという。

現在の世界記録は1233人で、障害のある人もない人も一緒に挑戦し記録更新したいと主催者側は語っている。目標は1500人で、現在も参加登録を募っている。

同イベントを主催するNPO法人チャレンジド・フェスティバルは、障害を持つ子どもやその親との出会いから多くの感動、思いをもらい、「みんなが笑顔プロジェクト」を立ち上げ活動している。同イベントもその1つで、チャレンジド・フェスティバルの齋藤匠理事長は、「どんなに施設などのバリアフリーが整ったとしても、人と人との心のバリアフリーによってこそ世の中が変わる」と語っている。

会場となる噴水前広場では、車いすや目隠しでの日比谷公園散歩など障害のない人が体験できる「ユニ・ウォーク」、点字歌詞付きの「ユニ・カラオケ」という様々なユニバーサルメニューが揃えられている。

ステージ出演者は、筋ジストロフィーシンガーの小澤綾子、手話パフォーマーのRIMI、坂本九の長女の大島花子など。大島花子は手話を使った「上を向いて歩こう」で客席と合唱する予定。（編集/内山）

（参照元：オルタナ）