Record China 2015年10月31日(土) 12時20分
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27日、中国海軍の作戦力は海上自衛隊を上回り、アジア最強の海軍力になりつつあるという。写真は中国海軍。
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2015年10月27日、環球時報によると、中国海軍の作戦力が日本の海上自衛隊を上回り、アジア最強の海軍力になりつつあると、海外メディアが報じている。海上自衛隊の観艦式がこのほど行われ、「どちらが強いのか」という話題に注目が集まっている。
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米サイト「Next Big Future」は、海上自衛隊は4隻のヘリコプター搭載型護衛艦、16隻の潜水艦を含め、138隻の艦艇を保有しているが、中国海軍はミサイル駆逐艦052C型6隻と052D型5隻の計11雙のイージスシステムを搭載する駆逐艦を保有するほか、現在建造中のミサイル駆逐艦などが配備されれば、中国海軍の作戦力は海上自衛隊を上回ることになると指摘した。
また、台湾の中時電子報は中国が建国記念日に合わせた軍事パレードで最新の「東風−21D」対艦ミサイルや「東風−26」中距離弾道ミサイルを公開したのを受け、海上自衛隊は観艦式で最新の「いずも型」護衛艦を含む40隻余りの艦艇を集結させたと報じられたが、中国の軍事専門家は海上自衛隊の艦艇のうち、中国の最新駆逐艦や護衛艦に対抗できるのは24隻しかないと指摘した。
報道の多くは水上艦の数に注目しているが、中国の軍事専門家は「水上艦の数だけ見て比べることにはあまり意味がない」とし、水上艦にもさまざまな種類があり、さらに潜水艦や搭載する航空機などもあると指摘。また、トン数による比較もできないとしている。
中国海軍軍事学術研究所の張軍社(ジャン・ジュンシャー)研究員は、「中国海軍がアジア最強だとしてもおかしくはない。中国は人口や面積、経済力などで日本を大きく引き離しているからだ」と話している。(翻訳・編集/岡田)
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