2015年10月27日、韓国・ハンギョレは、日本の知識人による「安倍談話」を検証・批判した書籍が出版されたと伝えた。

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「村山首相談話を継承し発展させる会」は27日、参議院会館で記者会見を開き、「8月中旬に安倍談話が発表された後、この談話の問題点を指摘する本が必要だとする声に応え、会に所属する学者、弁護士、作家、元外交官などが集まって問題を徹底的に分析し、村山談話の歴史的意味をもう一度再確認する本を出版した」と明らかにした。「検証『安倍談話』戦後70年・村山談話の歴史的意義」と題するこの本は、一橋大学の田中宏名誉教授、琉球大学の高嶋伸欣名誉教授など18人が執筆に参加し、明石書店から出版されている。

この動きについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「韓国で歴史家を自称する知識人たちも、このような幅広い世界観を持つべきではないだろうか？」

「韓国は、『独島は私たちの土地だ』と叫んでいるだけだが、日本の学者は主張だけじゃなくて本まで出版する」

「韓国の知識人たちは、みんないなくなってしまったのか？」

「韓国の知識人も、従軍慰安婦問題を検証・批判する書籍を出版しろ」

「日本でこのような動きがあることを知ってどうなる？今の日本の動きを見たら、どうせすぐに時間の流れの中に埋没する」

「過ちを認めるのは難しい。しかし、過ちが再び起きないようにするためには必要なことなのだ」

「ノーベル賞を多く輩出する国らしい行動だ」

「こういうことができる日本。韓国よりも優れているように思える」（翻訳・編集/三田）