韓国で宗教への信頼度が急落=韓国ネットの反応は?

Record China    2015年10月30日(金) 14時20分

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28日、韓国・聯合ニュースは、韓国国内で宗教への信頼性が急落していると伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はキリスト教の礼拝堂。

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2015年10月28日、韓国・聯合ニュースは、韓国国内で宗教への信頼性が急落していると伝えた。

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韓国・曹渓宗仏教社会研究所が16歳以上の国民1200人を対象に実施した「2015年韓国の社会・政治および宗教に関する国民への世論調査」によると、宗教への信頼性は11.8%となり、昨年(25.0%)から大幅に下落した。

機関別に見た宗教への信頼度は、医療機関(21.9%)、市民団体(21.5%)、金融機関(20.5%)となっており、国会・政党(3.1%)が最も低かった。宗教別で「信頼する」との回答が高かったのはカトリック(39.8%)で、仏教は32.8%、プロテスタントは10.2%だった。聖職者に対する信頼度も神父が51.3%で最も高く、僧侶は38.7%、牧師は17%だった。

韓国社会での宗教の影響力については、「増加した」との回答が40.4%となり、「減少した」(19.4%)より多かった。宗教別の影響力の強さでは、プロテスタントが42.3%で最も高く、カトリックは36.3%、仏教は26.7%だった。宗教の肯定的な点としては、「弱く苦しむ人々を守り、慰める」が挙げられたが、否定的な点としては「財政運営の不透明性」が多かった。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「大きな家に住み、高級外車に乗っている牧師を見ると、どうかと思う」

「変な宗教もあるからな。難しい」

「宗教の自由は当然それに伴う責任を負わねばならないが、最近、韓国の宗教の自由は放漫過ぎるように思う」

「宗教の最大の問題は、お金に関する透明性だ。信者から献金や寄付を受けて生活しているわけだから、納税もしっかりとしないといけない」

「なぜ宗教法人からは税金を集めないのだろう?そこに一つの地下経済があるような気がする」

「教会の横にも教会、教会の前にも教会。韓国は教会だらけだ」(翻訳・編集/三田)

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